◆第二巻 <NEW!>
「生と死をつなぐケアとアート」 *第一巻はこちら
アートミーツケア学会編 秋田光彦・坂倉杏介 責任編集
<死>と<生>がとなりあうこの世界に生きることに
遠く隔たった存在との共存の営みについて
宗教、綺麗、記憶、死者への関係などから読み解く、
アートミーツケア叢書第2弾!!
アートミーツケア学会叢書とは…
<生きること>に共通の根をもつアートとケア。多様な場で実践と研究を積み重ねる人びとが領域を横断して手をとりあい、この二つを分け隔てている制度や既成の概念を問い直し、アートと社会の再生を願うシリーズです。
【装丁】A5判並製192頁
【定価】本体2,000円(税別)
【お申し込み方法】 たんぽぽBOOK STOREからお求めいただけます。
http://tanpoposhop.
目次
はじめに
第1章 共にある生と死――共創と共生をめぐって
三輪敬之×秋田光彦×本間直樹
第2章 いのちは自分だけのものではない
河瀬直美×秋田光彦
見えないものを見えるように──南三陸町「きりこプロジェクト」、「“生きる”博覧会」などについて
吉川由美×西村高宏
都市生活とコミュニティ──喪失体験を経て
入江杏×坂倉杏介
亡くなった人とともに生きる──ホスピスにおけるケアの営みをもとに
田村恵子×鳥海直美
人や場に寄り添うアートプロジェクト──「やさしい美術プロジェクト」、鳥栖喬との出会いから
高橋伸行×井尻貴子
第3章 スピリチュアリティとしてのケアとアート
本間直樹
生きられる場──日常的実践の聖性をめぐって
坂倉杏
おわりに 秋田光彦
刊行予告
病院のアート 医療現場の再生と未来」
アートミーツケア学会編
森口ゆたか・山口(中上)悦子 責任編集
アートが病院を変え、病院がアートを育てる
人間らしさと自分らしさを回復し表現する医療とアート。その原点と未来を医療現場におけるアート活動の最前線から展望する、医療関係者・アーティスト必読の書。
アートミーツケア叢書とは・・・
<生きること>に共通の根をもつアートとケア。多様な場で実践と研究を積み重ねる人びとが領域を横断して手をとりあい、この二つを分け隔てている制度や既成の概念を問い直し、アートと社会の再生を願うシリーズです。
【装丁】A5判並製246頁
【定価】本体2,000円(税別)
【お申し込み方法】
本誌はたんぽぽの家BOOK STOREからお求めいただけます。 たんぽぽBOOK STORE
【目次】
はじめに
山口(中上)悦子
第1章 病院という名のコミュニティを再生する
座談会 創造的な場を切りひらく
森合音×巽花子×杉山暁子×神田美子
“ アートな ” ボランティア活動-病院本来の目的にはない「楽しさの追求」 李永淑
小児科病棟をミュージアムに
犬飼岳史
病院環境のヒューマナイジング-学生によるホスピタルアート活動を通じて
鈴木賢一
アートもクスリ-「入院して儲かった!」を合言葉に
ゴウヤスノリ×飯田紀子×山口(中上)悦子
病院におけるアート・マネジメント-「アーティスト@夏休みの病院」を事例に 中西美穂
まとめ 隔てつつ接続していくための境界設計
坂倉杏介
第2章 医療の質を問いなおす
対談1 生きることに向き合う病院経営とは?-質の高い“療養の場”、“働く場”のプロデュース
中川義信×西田朗
対談2 病院という場の多様性をいかに育むか、守るか?-医療とアートの仲人
奥村伸二×平井祐範
病院にうるおいを-職員の思いとアートをどうつなぐか
長島明子
総合芸術の場としての病院
糸井利幸
まとめ 生きることへ向き合う創造、挑戦、そして越境
山口(中上)悦子
第3章 医療とアートの未来をみる
対談3 病院が育てる新しいアートとデザインとは?-ホスピタリティアート・プロジェクトから見えてきたもの
高田重男×横川善正
ヒーリングアート-制作活動を通じた美術大学の人材育成
山野雅之
HAPii+-京都造形芸術大学とNPO・病院が取り組むひとづくり
北村英之
まとめ コミュニティをフィールドに、創造のちからを育てる学びのスタイルへ 齋藤啓子
おわりに
森口ゆたか
刊行予告
本間直樹