アートミーツケア学会2010年度総会・大会
「いのちの手ざわり からだ・殻だ・空だ・だから……」
15:00‐17:00
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宮城県立子ども病院スタディツアー(定員10人)
宮城県立子ども病院は、子どもが主役となる元気のでるファミリーホスピタルをめざし、アートやデザインを取り入れています。病室を「いえ」、病棟を「かいわい」、生育支援空間を「まち」にみたてた病院の外装や内装、家具、デザインを視察し、子どもにとって大切なケアの環境、ケアとアートの関係を考えます。
▼案内人:関口怜子(ハート&アート空間ビーアイ代表、アートミーツケア学会理事)
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11:00‐12:00
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メディアテークツアー「メディアテークをスキップする」(定員10人)
「最先端のサービスを提供すること」「端末ではなく節点であること」、そして「あらゆる障壁(バリア)から自由であること」をめざしてきたせんだいメディアテーク。メディアテークにかくされた秘密や楽しみを副館長と一緒に探索します。
▼案内人:佐藤泰(せんだいメディアテーク副館長)
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12:30‐13:30
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受付
Orange<Boom<Boom 三原典子さんと音を楽しむ
*「Orange<Boom<Boom 三原典子さんと音を楽しむ」は都合により中止になりました。
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13:30‐13:40
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開会・あいさつ
▼佐藤泰(せんだいメディアテーク副館長)
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13:40‐13:50
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オリエンテーション
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13:50‐14:40
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講演「生きることを支えるアート」
ALS(筋委縮性側策硬化症)という神経難病をもつ人の在宅独居生活支援を行うALS-Dプロジェクト。病をもつ人とともに生きることでみえてきた、人が生きるうえで本当に必要なアートとはどのようなものでしょうか。アートとケアが出会うところから生まれる新しい関係、コミュニティ、そして生のあり方について考えます。
▼志賀玲子(舞台芸術プロデューサー、ALS-Dプロジェクト、アートミーツケア学会理事)
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14:40‐15:00
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休憩
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15:00‐17:30
分科会
(選択制:A~Eのなかから選んでください)
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A:「見る」ことを超えて
*鑑賞とは、作品との出会いが私たちの心身に深く残り、後の生活や人生で血肉となるような芸術体験です。視覚障害のある人とない人とで言葉による鑑賞を続けてきた10年を振り返り、目で見ることをこえてみてきたもの、そして生まれはじめた新しい美術の世界について考えます。
▼日野陽子(香川大学教育学部准教授、アートミーツケア学会理事)
▼光島貴之(美術家、鍼灸師)
▼阿部こずえ(ミュージアム・アクセス・ビュー代表)
B:いのちをささえるアートのかたち
*ケアの現場に美を持ち込むことによってみえてくるものとは。かかわりやケアへの視点をといなおすアートの役割、いのちを支える現場を祝祭のある場にするアートの可能性について考えます。
▼鹿野英生(医療法人社団初心会理事長 杜のホスピタルあおば院長)
▼武田こうじ(詩人)
▼三浦正悦(穂波の郷クリニック院長)
▼大石春美(穂波の郷クリニックゼネラルマネジャー・緩和ケアコーディネータ)
▼大城泰造(東北福祉大学准教授、感性福祉研究所)
▼進行:岩崎利次(いわさき生活福祉研究所代表)
C:21世紀社会デザイン研究学会ジョイントセッション
公共文化施設の公共性とは何か
*高齢者や障害のある人、外国人、女性、子どもなど、多様な人々の参加、表現を保障する公共文化施設のあり方、公共性とはどのようなものでしょうか。地域の文化を豊かにする公共文化施設のあり方について考えます。
▼水戸雅彦(えずこホール所長)
▼八巻寿文(せんだい演劇工房10-BOX二代目工房長)
▼甲斐賢治(せんだいメディアテーク企画・活動支援室室長)
▼コーディネータ:中村陽一(立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授)
D:からだの感覚の世界を探る―ダンスワークショップ(定員20人)
*あわただしい日々の生活の中で埋もれてしまっているからだの感覚を呼び覚まし、感覚の世界の広がりを楽しんでみませんか?
さまざまなボディワークに取り組みながらアートやケアへとつながるからだを共に探求してみましょう!
軽い運動ができる服装でご参加ください。
里見まり子(宮城教育大学教授)
E:メディアテークでみみをすます‐サウンドスケープワークショップ(定員10人)
▼中川真(大阪市立大学教授、アートミーツケア学会理事)
耳人となってメディアテークおnなかを歩きます。さまざまな音の雲や音の盗掘に出会います。「場所」は私たちに何を語りかけてくるでしょうか。まずは耳から、そしてカラダ全体へと、センサーがひろがっていきます。
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17:30‐18:00
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休憩
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18:00‐20:00
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交流会
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9:00‐9:30
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受付
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9:30‐10:00
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アートミーツケア学会2010年度総会
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10:10‐12:00
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A:プレゼンテーション
応募者による研究発表、実践報告、ワークショップ
発表者募集
○応募資格
会員、未会員にかかわらず、どなたでも応募できます。関心のある人は事務局までお問い合わせください。
○エントリー方法、期限
募集要項をウェブサイトからダウンロードし、必要事項をご記入のうえ、10月30日(土)までにエントリーしてください。http://popo.or.jp/artmeetscare/news/2010/09/2010.html
B:哲学カフェ~いのちをおくる~
▼進行:西村高宏(東北文化学園大学准教授)
わたしたちの身体は魂をはこぶカプセルか、それともいのちそのものか……。いのちをおくるときにみえてくる身体との関わり方について話し合います。
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12:00‐13:00
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休憩
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13:00‐13:30
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分科会レポート
*学生による前日の分科会レポート
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13:30‐15:30
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ディスカッション「いのちの手ざわり」
*私のいのちは私だけのものではなく、他者との関係性のなかにあります。にもかかわらず、現代に生きる私たちの多くはものの豊さ、便利さのなかで、一人で生きていくことができるという誤解をし、生きづらさを感じています。自他のいのちを実感できる場をどのようにつくっていくことができるかを考えます。
▼グロッセ世津子(有限会社みどりのゆび代表)
▼小岩孝子(NPO法人FOR YOU にこにこの家理事長)
▼松田尚嗣(社会福祉法人あおぞら精神障害者通所授産施設もぐもぐ施設長)
▼コーディネータ:播磨靖夫(財団法人たんぽぽの家理事長、アートミーツケア学会理事長)
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一般(学会員)
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学生(学会員)
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両日(11日 12日)
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4,000(3,000)円
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2,000(1,500)円
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交流会
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3,000円
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3,000円
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宮城県立子ども病院ツアー
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2,500(2,000)円
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2,000(1,500)円
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