NEWS / 2019/9/28

アートミーツケア学会 2019年度総会・大会 

アートミーツケア学会2019年度総会・大会

日程:2019年11月22日(金)エクスカーション /耳原総合病院
11月23日(土)・24日(日) 大会開催 /近畿大学EキャンパスG館

*エクスカーションの開始時間が変更になりました。当初16:30スタートとお伝えしておりましたが、16:00スタートに変更いたします。終了時間は変更ありませんので、16:00~19:30で開催いたします。

近年頻発する大規模な自然災害のみならず、人は人生のうちに何度も自身の力のみでは抗いがたい苦難に直面します。人生を変えるような大きな災いでなくとも、精神的、肉体的なストレスは誰の上にも降りかかります。そのような時に人が必要とするのは、一体何なのでしょうか?
今大会では、近年様々な分野で注目されている「レジリエンス」をテーマにいたします。ストレスに対して柔軟性をもって対応できる「回復力」「復元力」「弾力性」とはどのようなものなのか?また、それをいかに獲得し得るのか?
今年も全国から、医療、教育、福祉、アートなど多種多様な分野の実 践者、研究者が参加し、発表されます。専門分野によって「レジリエンス」の捉え方も大きく異なるでしょう。今大会が皆様のリアルでユニークな発表や議論の創出の場となり、新たな実践や研究の萌芽となることを期待しております。

*開催要項をみる→PDF

参加受付フォームはこちら→◎会員の方  ◎未会員の方  ◎近畿大学の学生の方

 

11月22日(金) エクスカーション 場所:耳原総合病院

16:00-19:30 エクスカーション 耳原総合病院ツアー

地域住民の方々の 100 円カンパによって 1950 年に開設された耳原総合 病院。現在はホスピタルアートに溢れた病院として、地域と一体となっ て活動しています。この日のために特別に展覧会をひらいている院内 見学や医療スタッフによる朗読劇をお楽しみください。

※参加費は無料です。当日は軽食をご用意しておりますので、ご利用の方は現地でお支払いください。集合場所等の詳細は、10月中旬ごろウェブサイトでご案内します。

 

11月23日(土) 総会・大会 場所:近畿大学EキャンパスG館

12:00-13:00 大会受付  [G館1F ロビー]
13:00-13:20
[20分]
開会宣言・大会趣旨説明  [G館201教室]

近畿大学文芸学部学部長 本村元造
近畿大学文芸学部文化デザイン学科学科長 西野昌克
大会実行委員長 森口ゆたか

13:20-14:20
[60分]
基調講演「芸術の原点としての絶望と回復」 吉村萬壱(小説家) [G館201教室]

yoshimura
ずっと回復した状態にあっては決して凝らすことのなかった目、澄ますことのなかった耳というものがある。絶望の底にあって初めて、本当に見ようとし、聞こうとするということ。それは祈りにも似た注意であろう。人が自分に絶望し、初めて人智を超えた領域と接しようともがく時、そこに生まれるのが芸術なのではなかろうか。

14:20-14:30 休憩
14:30-15:30
[60分]
トークセッション「医療現場の“デザイン”を語り合う」 [G館201教室]
田端志郎(社会医療法人同仁会耳原総合病院副病院長))
森口ゆたか(美術家、近畿大学文芸学部文化デザイン学科教授)
ほんまなほ(大阪大学COデザインセンター/ 文学研究科准教授)
ファシリテーター:山口(中上)悦子 (大阪市立大学医学部附属病院 医療安全管理部・部長/医療安全管理学・病院教授)医療や福祉の現場でも“デザイン”という言葉があふれています。文書や掲示物から設備、療養環境、業務、システム…あらゆるところに“デザイン”があります。しかし、それらは本当に“デザイン”されているのでしょうか?そもそも“デザイン”とは?何のため?誰のため?本セッションでは、参加者の皆さんと一緒に、医療現場の“デザイン”の新しい概念やビジョンを創ります。*登壇者が一部変更になりました(10月25日修正)。
15:30-15:45 休憩
15:45-16:45 ポスターセッション [G館1Fロビー]

1) 実践報告「地域を豊かに : デザインのちからでヒト・モノ・コトをつなぐ」
広根礼子(金沢学院大学芸術学部准教授)
2) 実践報告「協働構築型カレンダー『ナミエノジカン』における物語と写真:記憶継承のための実践的研究」
佐々木加奈子(東北大学大学院情報科学研究科博士特定研究員)
3) 実践報告「匂いと音で誘うおもひでの宝箱―松本泰章 Box of Eurydice(作品展示)」
松本泰章(嵯峨美術大学芸術学部教授)
4) 研究発表・実践報告「空間インスタレーションによるArt in Hospital
―《風の家/Breathing House》in 北海道―」
定廣和香子(札幌市立大学看護学部)ほか
5) 実践報告「マスキングテープによる階段アート制作の効用―徳島の病院の事例から―」
川端ひな(Tokudai Hospital Art Labo、徳島大学総合科学部)ほか
6) 実践報告「SDGs『海の生き物たち』との出会い〜『取り残される』不安を抱えた子どもたちへ〜」
山下明美(岡山県立大学デザイン学部造形デザイン学科教授)ほか
7) 実践報告「ホスピタルアートにおける心理学との融合」
渡辺瑞希(立命館大学)
8) 研究発表「インクルーシブリサーチで下津くんが住んでる部屋と高校時代の友達が住んでる施設を調べてみた - そろそろショートステイしてみようかな…」
田山理人(社会福祉法人わたぼうしの会たんぽぽの家)ほか
9) 研究発表「田山さんとのインクルーシブリサーチの試み」
松田美紀(ケアの文化研究所)
10) 研究発表「共同研究からアドボカシーへ:『しょうらいのくらし調査』の成果物の考察」
森口弘美(天理大学人間学部准教授)ほか
11) 実践報告「実践報告:『リハビリカラー』を用いた病院での個別カラーセッションから能動的なアクションをひきだすまで」
川西真寿実(ひといろプロジェクト代表)
12) 実践報告「呼応する場」
竹美咲(東京学芸大学 個人研究員)ほか
13) 実践報告「こども食堂×地域活性化」
山本万優(近畿大学文芸学部)ほか
14) 実践報告「音楽で人の心を癒やすことによる地域活性化」
浅岡智子(近畿大学文芸学部)
15) 実践報告「ソーシャル・デザイン『新しい働き方』とは」
九條小百合(近畿大学文芸学部)
16) 実践報告「1970年代日本のウーマンリブ運動の今日的意義」
澤野友梨香(近畿大学文芸学部)
17) 実践報告「アートと地域活性化-みてアート(御幣島芸術祭)に見る地域とアートの関わり方」
坂野凪(近畿大学文芸学部)
16:45-17:00 休憩
17:00-17:30 総会[G館1Fロビー]
17:30-18:00 休憩
18:00-20:00 懇親会[4号館3F ザ・ラウンジ/参加費4,000円]

 

11月24日(日) 総会・大会 場所:近畿大学EキャンパスG館

9:30-10:00 受付  [G館1F ロビー]
10:00-12:00 プレゼンテーション [G館8F 801教室、802教室、803教室]

①10:00~10:30 ②10:30~11:00  ③11:00~11:30 ④11:30~12:00

A

G館8階
801教室

実践報告「楽しさと創造性を喚起する「デジリハ」の提案」
古東麻悠(NPO法人Ubdobe デジリハ事業部)ほか
実践報告「被災地におけるものづくり型ワークショップの実践
~真備児童館でのモビール型ひな人形ワークショップの取組みについて~」
森絵美(川崎医療福祉大学医療福祉マネジメント学部医療福祉デザイン学科)
実践報告「トラウマインフォームドケア~トラウマが与える影響を可視化する~」
田口奈緒(兵庫県立尼崎総合医療センター産婦人科)ほか
B

G館8階
802教室

実践報告「病院アートコーディネーターの視点から見たアート活動の実践と展開について~筑波大学附属病院での事例から~」
渡邊のり子(筑波大学附属病院 アートコーディネーター)ほか
実践報告「マスキングテープを用いたホスピタルアートの可能性」
田中佳(Tokudai Hospital Art Labo、徳島大学大学院社会産業理工学研究部・准教授)ほか
研究発表「匂いと音で誘うおもひでの宝箱―松本泰章 Box of Eurydice」
岩﨑陽子(嵯峨美術短期大学 )ほか
C

G館8階
803教室

実践報告「個人開業の診療所におけるアートの可能性について-「美術待合室」の活動を事例に」
中野詩(美術待合室主宰/中野医院)
研究発表「日本における絵本関連ワークショップの先行研究調査」
寺島知春(東京学芸大学大学院教育学研究科美術教育専攻、ライター)
実践報告「病院内学級における教育と美術館の連携による日本美術の鑑賞及び表現活動の取組み」
髙橋智子(静岡大学 学術院教育学領域准教授)
研究発表「土に還るための準備について」
銅金裕司(京都造形芸術大学)ほか

 

 

12:00-13:15 昼食
*お弁当は要事前申し込み(1,000円)
13:15-14:45
[90分]
スペシャルセッション1「舞台公演『生きづらさを抱える人たちの物語』についてのトークセッション&ワークショップ」 [G館201教室]
2019年1月、東京と大阪で発表された『生きづらさを抱える人たちの物語』は 生きづらいと感じる人たちがそれぞれの体験を語る演劇公演である。NHKでも『すぐそばにいる他者の物語』という番組で取り上げられ、放送された。作品の企画・演出の阪本洋三と、東京公演を鑑賞した笠原広一による「芸術 と生きづらさ」を巡るトーク。(スペシャルセッションは、大会参加者以外の方でもお聞きいただけます。)
阪本洋三(近畿大学文芸学部)
笠原広一(東京学芸大学)
分科会1-A:多様な言語による対話的交流 - 絵と踊りと音楽のリフレクティング – [G館801教室]
オープンダイアローグの中核となる手法のリフ レクティングでは、ことばだけでなく、絵や踊り、音楽などを用いることで、対話をさらに続けていく足がかりになります。言語能力や障害を超え、自分、他者、集団の新たな表現による対話・コミュニケーションの可能性を実感するワークショップを行います。
塩澤宗徳(東京オープンダイアローグ/リフレクティング研究会、 医療法人碧水会長谷川病院看護師)
韮沢明(対話と表現の場「オフィスまほろば」、東京オープンダ イアローグ/ リフレクティング研究会)
大越扶美子(訪問看護ステーション KAZOC)
与那覇伸夫(訪問看護ステーションてとて、対話と表現の場「オフィスまほろば」)
分科会1-B:メークというアート/ケアとしてのメーク – 肌を通して心を癒す化粧療法 –[G館802教室]
高齢者などに化粧を通して肌と心の健康維持とケアに役立てるメークセラピー(化粧療法)。 活動の報告と、ケアの倫理の視点から化粧療法におけるケアとアートの関係を考えます。
森村 修(法政大学国際文化学部教授)
田島樹里奈(法政大学兼任講師、メンタルケアメーク21)
田島みゆき(メンタルケアメーク 21 代表)
分科会1-C:こえ、ことば、音による対話
技術や価値観の差異を超えた多様な人々との場づくりから振り返りまで[G館803教室]

音による対話とことばによる対話は知的障害者を含むひとびととのワークショップにおいてどう関連するのか?即興音楽療法、対話としての臨床哲学、詩 の協働制作を行ってきた3者が〈こえ、ことば、音〉の 3つの要素を活かしたワークショップを続けている。 3つの要素が層をなしながら進行していく協働の創作プロセスを、参加者とともに体験し、考察したい。
沼田里衣(大阪市立大学都市研究プラザテニュアトラック特任准 教授)
ほんまなほ(大阪大学COデザインセンター准教授)
(助成:JSPS科研費 18KT0082 「臨床音楽学研究:知的障害者を含む音と言葉による対話の場の構築」)
分科会1-D:アートと生存:自治体アーツカウンシル時代の自治のあり方を考える[G館804教室]
2011 年末、大阪では府市連携により「大阪アーツカウンシル」が設置され、「アートと生存」と題し、アートと政治、多様性、制度の整備など、正解の無い問いを話し合ってきました。今回、2021年以降の大阪府市の文化振興計画の策定の検討が始まるのを契機に、自治体の文化政策とアートの関係、自治について、対話型で見つめ直す場を設けます。
進行:山口洋典(立命館大学共通教育推進機構准教授)
樋口貞幸(オフィス・へなちょこ)(予定)
上田假奈代(詩人、NPO法人こえとことばとこころの部屋(ココルーム)代表理事)
企画:大阪でアーツカウンシルを考える会
14:45-15:00
休憩
15:00-16:30
[90分]
スペシャルセッション2「言葉の力、音楽の力、-感応する魂-」 [G館202教室]
奈良少年刑務所での詩作の取り組みや障害のある人の書いた詩をメロディーにのせて多くの人に届けるわたぼうしプロジェクトなど、音楽や詩、童謡を通して、生きづらさを抱える人たちを支える実践者の活動を紹介します。(スペシャルセッションは、大会参加者以外の方でもお聞きいただけます。)
寮美千子(作家)
もり・けん(詩人/ハーモニカ奏者)
伊藤樹里(わたぼうし語り部)
酒井 靖(一般財団法人たんぽぽの家エグゼクティブディレクター)
分科会2-E:医学教育にアートを導入することの意義 [G館801教室]
近畿大学では医学部から文芸学部まであり、病院を二カ所擁するメリットを生かし、医学部と文芸学部の教員とが共同で、医学部生に「ホスピタル アート」の授業を行っている。また授業の前と後に、この授業が医学部生にどのような影響を及ぼすのかを科学的に分析している。その成果を発表すると共に、課題や可能性について語り合う。
三井良之(近畿大学医学部教授、総合医学教育研修センター神経内科学)
平出 敦(近畿大学医学部教授IRセンター)
森口ゆたか(近畿大学文芸学部文化デザイン学科教授)
分科会2-F:介護士のレジリエンスから学ぶ 〜心理学×アートのアプローチの可能性〜[G館802教室]
介護の現場で、人生の締めくくりのプロデュースをする介護士は、どのようにいのちと向き合っているのか。ぬくもりのあるフェルト玉を使った心理学的インタビューの試みによって得られた介護士のレジリエンスの重要な要素について紹介します。また、フェルト玉を使って人生の価値を表現する体験ワークを行います。
塩﨑麻里子(近畿大学総合社会学部心理専攻准教授)
濱崎洋嗣(近畿大学総合文化研究科)
協力:金山将志、新山歌織、菊地恵理香、久良悠希奈(森口ゼミ3回生)
分科会2-G:キッズ・ミート・アート+α アートがつなぐ子どもと高齢者と地域交通[G館803教室]    
終活イベントにおける高齢者と子どもによるアートワークショップや、子どもの絵画を通して地域のバス利用を促進するイベントの事例を検討しながら、子ども・保護者・アート・地域資源のそれぞれをアクターとしたネットワークを具体的に記述していきます。
弘田陽介(福山市立大学教育学部准教授)
神田佑亮(呉工業高等専門学校教授)
村上佑介(大阪城南女子短期大学専任講師)
齋藤佳津子(浄土宗應典院主査)
分科会2-H:くんくん Memories[G館804教室]
回想法のメソッドにより匂いから記憶を回想し コミュニケーションを育むことを通じて自分らしく意識的に日常を生きることを目的とした、認知症患者や医療介護関係者、家族を対象としたプログラムを体験します。嗅覚と記憶の脳機能的関連性と、匂いを用いた認知症へのアプローチの可能性も解説します。
井上尚子(Aim Project 共同代表、アーティスト、愛知県立芸術大学非常勤講師)
佐野正子(Aim Project 共同代表、リミナル・ハープ代表)
中野輝基(医療法人社団悠翔会、MEDCAREYOGA 共同代表)
16:30-16:40
休憩
16:40-17:00 ふりかえり[G館1Fロビー]
コーヒーやショッピングを 楽しみながら、3日間を振り返りましょう

 

参加申し込み方法

1)会員、未会員、近大学生、それぞれのカテゴリー別のフォームより、必要事項を記入し送信してください。
参加受付フォームはこちら→ ◎会員の方  ◎未会員の方  ◎近畿大学の学生の方

2)参加費及び、ご希望の方は懇親会費、お弁当代をご入金ください。郵便局の郵便振替をご利用ください。振込手数料はご負担願います。振込用紙の受領書をもって領収書にかえさせていただきます。通信欄に「振込内容(内訳)」をご記入ください。
口座記号・番号 : 00920-4-252135 加入者名:アートミーツケア学会

3)お申し込み完了となります。 ※申し込み者様のお名前でお振込みください。法人名や他のお名前ですとお振込みが確認できない場合があります。

 

参加費

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申込期限 11月15日(金)

*いったんご入金いただいた参加費・懇親会費・お弁当代は、原則としてご返金いたしかねますのであらかじめご了承ください。
*近畿大学の学生は、参加費のみ無料になります。

 

発表者募集

ポスターセッション、プレゼンテーション発表者募集[展示発表、研究発表、実践報告等]
募集要項をアートミーツケア学会のホームページからダウンロードし、必要事項をご記入のうえ事前にエントリーしてください。→詳しくはこちら  *エントリー締切:10月10日(木)

 

会場案内  近畿大学EキャンパスG館(アクセス)

*近鉄大阪線・長瀬駅からの経路(徒歩約10分)

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*近鉄奈良線・八戸ノ里駅からの経路(徒歩約20分、バス約6分)

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お問い合わせ・お申し込み先

アートミーツケア学会
〒630-8044 奈良市六条西 3-25-4 一般財団法人たんぽぽの家内 Tel:0742-43-7055 Fax:0742-49-5501 E-mail:art-care@popo.or.jp URL https://artmeetscare.org

 

主催:アートミーツケア学会  協力:社会医療法人同仁会 耳原総合病院