投稿者「アートミーツ ケア学会」のアーカイブ

オンラインジャーナル第14号 投稿募集のご案内

オンラインジャーナル編集委員会より、オンラインジャーナル第14号募集のお知らせです。

第14号は2023年3月末発行予定です。

つきましては、みなさまからの論文、実践報告、研究ノートの投稿を募集いたします。

テーマ:アートとケアの関わりに対し、社会的な問題意識と自由な発想にもとづくもの。

投稿の締切 :2022年10月15日(土)

◎ 日頃の実践をまずは言葉にしてみたい方、ぜひ実践報告や研究ノートからチャレンジして

ください。

内容を応用して論文にステップアップしていくことも可能ですので、多くのみなさまからの

ご応募をお待ちしております!

第14号募集要項(pdfファイル)、第14号申込用紙wordファイル)をダウンロードし、
ご確認のうえ投稿をお願いいたします。

※投稿区分によって、審査方式が異なります。前号から一部変更を加えている箇所がありますので、募集要項をよくお読みください。

投稿案内
※よくお読みのうえご投稿ください。

★何かご不明な点がありましたら、事務局までお気軽にお問い合わせください。

★現在オンラインジャーナルのあり方について、編集委員会を中心に議論を始めています。次号以降は募集内容が変更になる可能性があります。

 

オンラインジャーナル第13号

[表紙]

[論文]音とことばによる対話に関する臨床音楽学研究:「おとあそび工房」における試みから

著者:沼田里衣、 ほんまなほ

[論文]展覧会を宅配する―匂いの二つの効果

著者:岩﨑陽子、松本泰章、杉原百合子、中川晶

[論文]Arts-Based Researchを用いた演劇教育研究は情動的体験を研究に位置づけることができるのか

著者:郡司厚太

[実践報告]アートと言葉のワークショップ実践-オンライン・ワークショップを通した可能性の探求-

著者:笠原広一、和久井智洋、池田晴介、小島菜緒子、齊藤諒、井上扇里

[実践報告]コロナ禍におけるホスピタルアート制作の方法と意義-マスキングテープとフィルムシートの活用-

著者:田中佳、永廣信治

[実践報告]コロナ禍の高齢者対象演劇ワークショップ~野外演劇イベント「魂にロックダウンはない」に向かって

著者:細見佳代

[研究ノート]交差する時間の中で女性らの実践するケア:五領アートプロジェクトの考察から

著者:小泉朝未

アートミーツケア学会2021年度総会・大会

震災から10年。1分、1日、1か月、1年、過ごした時間の集積です。

今回の大会の会場はせんだいメディアテーク。震災後の5月には、映像や写真などさまざまなメディアをアーカイブする取り組みをはじめました。10年がたってようやく語り始めた人もいるといいます。そこにあるのは、その地で生きた/生きている人の声や想い、体験の記憶です。

「ケア」と呼ばれる現場にもまた、さまざまな声があります。はっきりとした主張や困りごともあれば、か細い声や言葉にならない声も。みえにくく聞こえにくいものに心を寄せて、対話をし、すこし近づいたり、知ろうとしたりすること。ここにケアやアートの源泉を見ることができるように思います。

東北の土地や人の佇まいに根付いているもの、あるいはひととき、途切れてしまったもの。自然への畏怖、農と芸能や表現の境。さまざまな声に耳をすまし、これからの言葉をつむぐ時間を共に過ごせたら幸いです。

2021年度の総会・大会には3つのプログラムがあります。

[1] 11月5日(金)- 12月2日(木)
フリンジ企画 / 参加費無料

※企画内容によって事前申込の要・不要など詳細が異なります
→ 詳細を見る

[2] 12月3日(金)
前夜祭 /
参加費無料
※企画内容によって事前申込の要・不要など詳細が異なります

→ 詳細を見る

[3] 12月4日(土)・5日(日)
総会・大会 / 要申込・有料

→ 詳細を見る

チラシはこちらよりご覧いただけます。


各発表の視聴には「ZOOM」を使用します。申込された方に入室に必要なパスワードをお知らせします(11月19日以降)。接続方法がわからないなど、お困りごとがありましたら気軽に事務局までお問合せください。

[当⽇の緊急連絡先]アートミーツケア学会事務局(一般財団法人たんぽぽの家 内)
Tel:080-7304-2993

●情報保障(IPトークのご案内)
要約筆記による情報保障を行っています。下記のURLからアクセスしていただき、パスコードを入力してください。
https://soranoao.com:8008/

パスコード:amc2021

プログラム一覧

11月5日(金)-12月2日(木)

フリンジ企画

12月3日(金)

14:00-15:30上映会①

     16:00-17:30      考えるテーブル:Distance   

     18:00-19:30上映会②

12月4日(土)

13:00-13:20オリエンテーション

13:20-14:30講演「共振する声」

14:40-16:10東北のこれからを考える

16:20-16:50アートミーツケア学会総会

12月5日(日)

10:00-12:00口頭発表

13:30-14:30ポスター発表

14:40-16:30大会全体の振り返り&トーク

お問合せ

申込期限、参加方法、情報保障について

事務局の連絡先


 フリンジ企画 11/5-12/2

会員が企画するトークセッションやワークショップなどを実施します。プログラムによって事前申込の要・不要、参加費の有無など詳細が異なります。配信方法などの詳細は随時このウェブページで最新の情報をお知らせいたします。

フリンジ企画一覧(2021年11月5日時点)

11月21日(日)
12:10-13:10(予定)

[zoomでの配信・要事前申込

 

山のにんじんカレー試食会&トーク

企画者:NPO法人しんせい(福島県郡山市 https://shinsei28.org/

参加費無料・要事前申込(定員20名、先着順)

NPO法人しんせいは、東日本大震災・原発事故の影響を受ける障害のある人を支援するため、2011年3月から活動をしています。もう一度、農業の仕事に就きたいという障害のある人たちの夢をかなえるべく、2019年にひらいたのが「山の農園」。そしてこのたび、丹精こめた野菜に、国産大豆ミートと和牛・豚肉(国産)を加え、油分も控えた身体にやさしい「山のにんじんカレー」を開発しました。この企画では、お申込いただいた方に事前に「山のにんじんカレー」(レトルト)とお米2合をお届け。当日は、ご飯をたいてカレーをかけて、それぞれの場所で一緒にいただきながら、NPO法人しんせい理事長の富永美保さんによるトークをお聞きします。オンラインでの配信ですが、お届けの都合上、日本国内からのみご参加いただけます。ご了承ください。1時間たっぷり楽しみましょう!

▼申し込みフォーム *11/8(月)締切
11月23日(火・祝)
10:15-16:30
[現地開催・要事前申込
ポラリスさんと巡る震災の記憶(山元町ツアー)

企画者:特定非営利活動法人ポラリス(宮城県亘理郡山元町 http://polaris-yamamoto.com/

集合場所と時間:JR常磐線  山下駅ホーム、10時15分集合

参加対象者:被災地でのアート&ケアの取組、障害のある人の働き方、震災からの復興等々、被災地の今に関心のある方なら学会員、非学会員問わずどなたでも

参加費5,000円*・要事前申込(定員7名、先着順)*参加費は当日徴収いたします。昼食代とお土産代は各自で別途ご負担いただきます。

福島県との県境にある宮城県山元町は東日本大震災による大津波によって甚大な被害を受けました。その被害の爪痕を忘れることなく後世に伝える努力をしつつも、新しい町として復興していく様子は、全国的にも注目されています。今回の山元町ツアーは、当地で、地域での就農(地元のいちご農園での就農)、こう・ふくアトリエ(障害のある人の芸術文化を通じた社会参加)、こぐまサロン(生涯学習@防災センター)などに取り組む、ポラリスの田口ひろみさん、引地奈美さん、佐藤路代さんに全面的にご協力いただき、震災の記憶を巡る旅に出かけたいと思います。訪れる先々で、地元の方々から直に聞く震災の話、おいしいものや復興アートも堪能しながら、心の深いところが揺さぶられる旅になることでしょう。

▼申し込みフォーム *11/16(火)締切 11/20(土)まで締切延長しました!
▼詳細な旅程
11月29日(月)
18時より[映像配信・申込不要]
 

お看取り楽

企画者:azumi piano(あづみぴあの)

2018年頃から、関西を訪れる際に【はっぴーの家】で弾いています。【はっぴーの家】とは多世代多文化共生を実践している介護付きシェアハウス。今年10月にはっぴー式のお看取りに遭遇し、私自身、生きて幸福に死ぬということについて深く考えました。お経なしの音楽葬や【記憶を巡るコンサート】の際にお看取りで弾いた経験等、私の活動も含め、今回、全国で広げて欲しいと願う【はっぴー葬】について、代表の首藤さんと共に【はっぴーの家】からお届けしたいと思います!

▼配信

https://twitcasting.tv/c:azumipiano にて配信予定。参加費無料。

▼参照

・はっぴーの家 https://www.facebook.com/rokken.happy.home/

・【azumipiano@はっぴーの家ろっけん】2021年2月NPO法人DANCE BOX企画こんにちは共生MMFより  https://m.youtube.com/watch?v=TttgBgx-ocM&feature

11月30日(火)
12:00-13:15[zoomでの配信/アーカイブ配信も実施・要事前申込]
大学×アーティスト×企業CSRで創るホスピタルアート

企画:田中佳(徳島大学 Tokudai Hospital Art Labo代表)

登壇者:

入澤日彩子(アプリュスセー合同会社)
今村祐介(BNPパリバ)
西村公一(アーティスト)
田中佳(THAL)

本企画では9月に徳島赤十字病院に制作したマスキングテープによるホスピタルアート「ひびきあうハート」について報告を行います。これはもともとマスキングテープを用いて徳島県内の医療機関にホスピタルアートを制作してきた徳島大学THAL(田中)がレベルアップを求めていたところ、美術企画会社アプリュスセーの入澤がマスキングテープアーティストの西村を紹介し、両者のコラボレーションを企画したことに始まります。入澤はこれを実現するために企業CSRとの連携を試み、BNPパリバグループによる支援を取り付けました。これにより大学×アーティスト×企業CSRでホスピタルアートを制作するという新しい枠組みが構築されました。緊急事態宣言が長引いたため、現場への作品設置に至るまで互いにリアルに接することなく、オンラインをフル活用したプロジェクトとなりましたが、本企画ではそれぞれの立場で得た手応えと課題を総括するとともに、今後のホスピタルアートにこの新たな枠組みを活用していく可能性を探りたいと考えております。

▼参加申込

アートミーツケア学会の会員以外の方もご参加いただけます。参加費無料。
11/23(火・祝)までに以下のリンク先よりお申し込みください。
※アーカイブ視聴ご希望の場合も申込が必要です。
https://forms.gle/5Nx1cUUhTjPtrSki7

▼お問合せ先

田中 佳
kei.tanaka@tokushima-u.ac.jp
https://www.facebook.com/tokudaithal/

12月1日(水)

公開

「かべをトビコエル!」

奥村奈央子(TOKYO SOCIAL DESIGN / NAOKO)
加藤未礼(TOKYO SOCIAL DESIGN / おおきな木)
山本宏一(法務省矯正局少年矯正課)

神奈川医療少年院跡地でのアートの報告から、心理的な壁と、物質的な壁、少年院の未来像などについて話します。大会期間中、せんだいメディアテーク 1F オープンスクエアにて展示される<少年たちの版画展>(盛岡少年院で取り組んでいる多色刷版画のカレンダー展示)もあわせてぜひご覧ください。

▼トークを収録した動画をこちらからご覧いただけます!

https://youtu.be/T0dTS-ik72c

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フリンジ企画のご案内(ポラリスさんと巡る震災の記憶:山元町ツアー)

ポラリスさんと巡る震災の記憶(山元町ツアー)

企画者:特定非営利活動法人ポラリス(宮城県亘理郡山元町 http://polaris-yamamoto.com/

日時:2021年11月23日(祝)10:15~16:30(終了予定)

集合場所と時間:JR常磐線  山下駅ホーム、10時15分集合

参加対象者:被災地でのアート&ケアの取組、障害のある人の働き方、震災からの復興等々、被災地の今に関心のある方なら学会員、非学会員問わずどなたでも

参加費5,000円*・要事前申込(定員7名、先着順)*参加費は当日徴収いたします。昼食代とお土産代は各自で別途ご負担いただきます。

お申し込みフォーム(11/16締切←11/20まで延長しました!):https://forms.gle/tB64MrXouamooTVm9

福島県との県境にある宮城県山元町は東日本大震災による大津波によって甚大な被害を受けました。その被害の爪痕を忘れることなく後世に伝える努力をしつつも、新しい町として復興していく様子は、全国的にも注目されています。今回の山元町ツアーは、当地で、地域での就農(地元のいちご農園での就農)、こう・ふくアトリエ(障害のある人の芸術文化を通じた社会参加)、こぐまサロン(生涯学習@防災センター)などに取り組む、ポラリスの田口ひろみさん、引地奈美さん、佐藤路代さんに全面的にご協力いただき、震災の記憶を巡る旅に出かけたいと思います。訪れる先々で、地元の方々から直に聞く震災の話、おいしいものや復興アートも堪能しながら、心の深いところが揺さぶられる旅になることでしょう。

旅程(行先は当日やむを得ず変更になることがあります。)

10:15  山下駅ホーム集合:仙台方面から来られる場合は、JR常磐線 山下駅10:12着の電車になります。トイレ休憩、点呼、お互い簡単な自己紹介など済ませ、10:30より午前の部を始めたいと思います。

<午前の部>

山下駅ホーム:高台にあるホームから町を眺め、大津波の規模などを体感します。

壁画「Happyやまのもと」前:「山元の人が元気になるアート」をテーマにしたアートについてご紹介いただきます。

山下防災センター:山元町の被災状況をしめす展示物などを見学。月1回実施している障害者の生涯学習「山元こぐまサロン」についてもご紹介いただきます。

*車で移動 :車の中から復興公営住宅のある新市街地を見ていただきます。

<昼食>

金八:名物郷土料理「はらこ飯」をいただきます。

<午後の部>

ポラリスこう・ふくアトリエ:建築家・遠藤楽(遠藤新のご子息)設計の趣深い住宅を改装したアトリエを見学します。

カフェ地球村:コーヒーブレイク。工房地球村の小泉大輔さんがコーヒーを煎れてくださいます。

震災遺構 中浜小学校:大津波の直撃を受けながらも、児童や地域住民90名の命を守り抜いた中浜小学校を見学します。

山元町の農水産物直売所「夢いちごの郷」:山元町の特産物が勢ぞろい。この時期の旬の果物はリンゴ。お土産はこちらでお買い求めいただけます。

ポラリス:今日のまとめ

*車で移動

16:25 山下駅にて解散

16:37 JR山下駅発(仙台方面行き)