総会・大会・研究会

アートミーツケア学会 2022年度総会・大会

アートミーツケア学会 2022年度総会・大会

アートとケアと教育と

〜会えそうで会えなかった私たち〜

今年は、久しぶりの現地開催!

フリンジ企画:11月26日(土)~ 12月1日(木)
前夜祭:2022年12月2日(金)
大会・総会:2022年12月3日(土)4日(日)

会場:東京学芸大学(アクセス

定員:150名(申込先着順)

ずっと近くにあったにもかかわらず、なかなか直接出会うことがなかった「アートとケア」と「教育」。本大会ではアートとケアと教育の出会いから、それらのズレと重なりを捉え、そこに新たな実践や研究の可能性を見出していきます。複数の領域のあいだで新たな実践の社会実装を進める研究者や実践家、研究チームの取り組みも紹介。特別支援学校と大学のワークショップ展やみなさんの新たなチャレンジを刺激するマッチング企画など、久しぶりの対面での出会いをとおして、次なるビジョンを探っていく大会です。

*開催要項をみる→チラシPDF

参加申込はこちら→ Peatix,    WEBフォーム,   メールやFAXから申込む場合は、チラシPDFをご確認のうえ、お申込みください。 

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11月26日(土)~ 12月1日(木)

◆フリンジ企画 (無料)◆

プログラムによって開催方法や事前申し込みの有無が異なります。

ケア・ミーツ・アート~関わりは何かをうみだす種となるのか(仮)

11月27日(日)13:00~16:00 対面による実施

企画者:塩澤 宗徳(まったり)

参加費無料・要事前申込

「ケア」。主に臨床の現場では言葉による関わりの場面が多く、そこで様々なやりとりが交差している。精神医療の世界で発展したオープンダイアローグの実践哲学の手法にリフレクティングがあり、その対話実践を重ねるうちにその人の生きづらさの解消につながってきているという結果が出ている。それは実践を重ねることにより閉ざされてきた自己が立ち上がっていき、言葉をはじめその方の表現がのびのびと発揮されていく。それは次第にひととの関係にも影響を与えていく。 「ケア」はひとの表現の扉をノックし、ひとの創発の可能性を産むものともいえるのではないだろうか。とするとそれはアート言われる表現、創造にも影響を与えてもおかしくはない。 そこで今回のワークショップでは、言葉によるリフレクティング、いわゆる「ケア」の時間を体験したあとに、音楽や絵や踊り等様々な表現のやりとりを交わしてみる。そして、アートをケアに活かし癒すといった、ケアにベクトルを向けるのではなく、ケアによりアート・創造が生まれるという新たな可能性を実験、模索、体感していきたい。

▼会場、申し込み方法などの詳細は以下をご覧ください *11/27(日)締切https://www.kokuchpro.com/event/6afb3fdc8e8d10c39fe454de4c3d05b7/

 

バングラデシュにおけるAI技術を活用した教育格差の是正

企画者:信藤博之(株式会社オルトデザインオフィス)

日時:11月30日(水)14:00~14:40     オンラインによる実施
現在、バングラデシュ都心部と地方の高校生を対象に、教育格差の是正を目的とした学際研究を進めている。
具体的には、電子書籍やスマートフォンを学習デバイスとし、AIを活用した音声リーダー用いて、バングラデシュ全土に包摂的かつ平等な教育機会の提供を目指そうとする試みである。
また教育だけでなく、就労機会の提供も将来的には行う予定である。その機会提供においては、バングラデシュ国内での恒常的な就労や、奨学金を獲得した上での海外への飛躍、日本における特定技能者としての活躍などが考えられる。そして、いずれの場合においても、就労後の人生における包摂的なケアが求められるであろう。
現在の研究チームは、発表者を筆頭に、日本の企業において医療AIを研究する日本人とバングラデシュ人そしてバングラデシュとマレーシアの大学にてAIと人類学を指導するバングラデシュ人の研究者にて構成される。また彼らのゼミに所属する学生や卒業生も、研究補佐として15名ほど参加している。
研究チームを組成した2022年前半においては、人類学に精通する研究者がおらず、調査方法が確立していなかった。また、AI研究者のみにて構成されていたことから、それぞれの立場の研究アプローチの違いを理解しあうことが最初の課題となった。
しかしながら、理解のみでは調査方法の策定には繋がらなかったため、人類学に精通する研究者を招聘し、質的・量的調査を起点としたアクションリサーチを行うことになった。今後はこれらの調査結果をもとに、AIを活用した音声リーダーの開発を進めていく予定である。
今回の発表では、発表者が数多くのバングラデシュ人とともに研究を行っていくなかで、彼らとの文化的差異に起因する様々な障壁の中でも、言語、宗教、社会構造の違いをどのように共有しているのか、また学際研究の困難さについて、共同研究者へのインタビューを交えながら報告する。

 

▼日時:11月30日(水)14:00-14:40
20分間の研究発表をしたあと、質疑応答の時間を設けます。
ご興味のある方は、以下のURLに直接おつなぎください。

 

 

想奏 そうそう

企画者:あづみぴあの(音と在 (おととい) /ピアニスト)、竹美咲

「音と在(おととい)」は音を介した人と人、もの、街との新たな出会いを探っています。 今回はオンラインで写真と音を通じ、誰かと交流する想奏(そうそう)というワークショップを開催します。 参加方法は2種類。 ①音さがし(〜11/26) 1.音を感じる写真を撮る。 2.写真を送る(一人3枚まで)。合わせて、音さがしをした際のエピソードや感想など。 ②音づくり(〜12/1) 1. 音をつけたい写真を選ぶ。 2.選んだ写真から想像した音を、10秒〜3分ほど録音する。 3.録音データを送る。合わせて、選んだ写真のひらがな記号と音づくりをした際のエピソードや感想など。

▼宛先はinstagramメッセージ又はメール。 instagram @sousou.ototoi メールアドレス:sousou.ototoi@gmail.com

▼集まった写真と音は上記instagramに投稿されます。 ※ エピソードや感想などは、受付期間の最終日12/1に投稿に加筆します。

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12月2日(金)

◆前夜祭(オンライン)◆

19:00-19:40
「身体とケア・自然体はどこにある?」(インプロ)
アート、ケア、教育の現場で自分自身が「自然体」でいることはとても重要です。でもそれってどやって? オンラインでインプロ(即興演劇)を楽しみながら、「表す/現れる」との間を探求し、ケアに関わる自分自身の「自然体」について考えます。
定員:20名(事前申し込み)

高尾 隆(インプロヴァイザー、吹奏楽指揮者・指導者。東京工業大学リベラルアーツ教育院教授)

19:40-20:30
「ナイト・ミーツ・ケア・トーク〜イマドキのガッカイ」(参加型トーク)
学会(ガッカイ)ってどんな場所? どんな人が集まってるの? どんなデ/メリットがあるの?
そもそも何を求めて集まってるんだっけ? 大会中には言えないことや聞けないこと限定で、ゆるゆるトークを展開します。それぞれの場所からお気に入りのドリンクと共にご参加ください。

話し手/聞き手:ほんま なほ(大阪大学教授)、高尾 隆(東京工業大学教授)、他

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12月3日(土)

◆大会1日目◆

9:30~ 受付(芸術館1F)

10:00〜11:30(芸術館)
ワークショップ「銀河のぷよぷよさかな」
東京学芸大学の学生が特別支援学校の出張授業で行なった活動の様子を紹介しながら、実際に行ったワークショップを会場で体験します。
定員:20名(事前申し込み)

10:00-11:30(芸術館)
鑑賞ツアー
「ふれる・もつ・かんじる展」のワークショップの様子や展示されている作品を紹介します。

11:40-12:30 (学芸の森ホール)
アートミーツケア学会総会
今回の総会では、会則や年度の変更、活動内容の更新など学会の運営ルールの根幹的な部分の変更を提案します。多くの方のご参加をお待ちしております。

12:30-13:30
休憩
会場周辺には店舗がないため、昼食は各自でご用意くだくか、弁当の事前予約をご利用ください。

13:30-13:35(学芸の森ホール)
オリエンテーション

13:35-14:35(学芸の森ホール)
特別講演「芸術教育における障害者の正義」 *講師はオンライン登壇です。通訳あり
社会のすべての人にとって有益な積極的・文化的アイデンティティとしての障害者アイデンティティについてお話しします。これまで教育現場では障害は治療の対象と理解されてきました。しかし、ここで議論する芸術教育的アプローチでは、障害者アイデンティティをより複雑で豊かな絡み合いとして探求します。ここでの主要な概念であるエージェンシーとケアは、教室や社会全体における障害者のニーズによりよく対応するために問題化され大きく発展してきています。本発表では障害者研究の主要な側面に関連させながら、障害者研究の理論を実践に応用し、パワフルな障害者アーティストの作品例を共有し、芸術教育における障害者研究の主要研究についても紹介します。これらのアートと芸術教育の実践は議論の重要なリソースとなるでしょう。美術教師がどのようにすれば障害者の正義をカリキュラムに取り入れることができるのか。こうした問いに焦点を当ててお話しします。

ミラ・カリオ・タビン(Dr. Mira Kallio-Tavin) 
(ジョージア大学 ラマー・ドッド美術学部 ウィニー・チャンドラー特別教授)
脱植民地主義、移民、障害者研究、多様性、批評的動物研究など、芸術批評と芸術に基づく研究(Arts-based Research)に取り組んでいる。国際美術教育学会(International Society for Education through Art: InSEA)副会長を務めるほか、国際障害学・芸術・教育会議(International Disability Studies, Arts and Education (DSAE) conference)の創設者でもあり、関連分野で多数の編著や論文を発表している。

14:45-15:25 (学芸の森ホール)
基調講演1「ふれる・もつ・感じる展」の取り組み ―特別支援学校での美術教育と大学との連携―
花澤洋太(東京学芸大学教職大学院教授)、村山 拓(東京学芸大学教職大学院准教授)、牧野智恵子(田無特別支援学校教諭)、半田晋助・古川さとこ(東久留米特別支援学校教諭)

15:30-16:10(学芸の森ホール)
基調講演2 福祉の現場/美術館/行政/大学のコラボ始まる ―特別支援教育から広がる新たな協働―
池田吏志(広島大学大学院人間社会科学研究科 准教授) 、川尻博満(広島県健康福祉局障害者支援課 参事)※オンライン登壇 、保田香織(広島県アートサポートセンター ディレクター)

16:15-16:55(学芸の森ホール)
基調講演3 見えない/見えにくい/見える人がつくるインクルーシブアート教育が現代美術教育を改革する―メディアアート教材開発を通して考えたこと―
茂木一司(跡見学園女子大学文学部教授)、大内 進(星美学園短期大学日伊総合研究所客員研究員)、布山タルト(東京藝術大学映像研究科教授)

17:05-17:50(学芸の森ホール)
アートとケアと教育と〜会えそうで会えなかった私たち〜(全体討論)
基調講演のパネリスト、他

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12/4(日)

◆大会2日目◆

9:00~ 受付(S棟1F)

9:30-11:30 (S棟教室)
プレゼンテーション (発表要旨はこちら  *ポスター発表要旨も含みます)
※プレゼンテーションは複数の発表が同時並行で進行します。

①9:30~10:00 ②10:00~10:30  ③10:30~11:00 ④11:00~11:30  全体討論

A

S棟102教室

 

実践報告「医療型障害児入所施設・療養介護施設におけるアート&デザインプロジェクトの実践報告」
宮坂 真紀子(北里大学医療衛生学部特別研究員, 女子美術大学非常勤講師)
実践報告「「治療」なのか、「癒やし」なのか? ~医療におけるアートの役割を考える~」
田口奈緒(兵庫県立尼崎総合医療センター)、高濱浩子
研究発表「ホスピタルアートは学生の共感力に良い影響力があるか」
森口ゆたか(近畿大学文芸学部文化デザイン学科)、池田行宏
B

S棟105教室

研究発表「絵本関連ワークショップの実態調査および社会的・創造的実践の提案」
寺島知春(東京学芸大学)
実践報告「健康の社会的決定要因から考えるアートワークショップのあり方 ― 地域高齢者を対象とした「からだで気づく!ワークショップ」の実践から―」
山田カオル(やまがたワークショップ研究会 山形県立保健医療大学)、佐々木加奈子(東北大学大学院 情報科学研究科)
研究発表「社会包摂に向けた障害者の芸術活動をめぐる議論の動向 ―プロセスと関係性に焦点をあてて―
髙石萌生(九州大学大学院芸術工学府芸術工学専攻 長津結一郎研究室)
C

S棟106教室

実践報告「障害児者の音楽活動を支援するー滋賀大学教育学部附属音楽教育支援センター「おとさぽ」 始まりの一年」
山本知香(滋賀大学教育学部附属音楽教育支援センター)
研究発表「表現を拓く保育者の援助 ―造形活動におけるエピソードから―」
小室明久(中部学院大学短期大学部)、山口さゆり(渋谷区立本町幼稚園)、中村翔太郎(府中市立府中第十小学校)
実践報告を含んだ研究発表「アートとケアが出合うとき―保育現象の人間学的理解に向けて」
佐治由美子(学校法人愛育学園 愛育学園(特別支援学校) 研究員)

11:40-12:10 (アートギャラリー)
ポスター発表 (発表要旨はこちら  *プレゼンテーション発表要旨も含みます)
※複数の発表が同時並行で進行します。

①研究発表「アートを通した妊娠中からの子育て支援 ―「これからの子育てに安心・安全を感じるためのアートを活かしたワークショップ」の実施を通して―」
正保正惠・山内加奈子・渋谷清・渡邉真帆(福山市立大学)、弘田陽介(大阪公立大学)

②実践報告「クラウドファンディングによってひらかれる病院の環境改善プロセス ー緩和ケア病棟家族控室デザインプロジェクトー」
菅原楓・岩田祐佳梨(特定非営利活動法人チア・アート)、遠藤友宏、池井宏代、古谷亜津子、窪田蔵人、橘内大、矢吹律子、筑前谷香澄 (筑波メディカルセンター病院)、水畑日南子

③実践報告「大学生×こども まちの環境を考えるSDGsアートワークショップ」
広根礼子(金沢学院大学芸術学部)

④実践報告「お菓子の定期便「えがおのおやつ」がつなぐえがおの輪 ~親子のえがおと里親と里子のえがおを考える取り組み~」
柊伸江(株式会社ダブディビ・デザイン)

⑤研究発表「いたみを推し量り表出する機会をつくる遊びの提案」
山北紗静(札幌市立大学大学院)、佐々木舞(札幌市立大学大学院デザイン研究科)、定廣和香子(札幌市立大学看護学部)、須之内元洋(札幌市立大学デザイン学部)

⑥実践報告「試作:がん教育に関する発想カードゲーム ~小児がん患者の復学後の学生生活サポートを実現する」
兪凡(女子美術大学大学院 博士前期課程 ヒーリングデザイン表現領域)

12:10-13:00
昼食休憩

会場周辺には店舗がないため、昼食は各自でご用意くだくか、弁当の事前予約をご利用ください。

13:00-14:30
ランチタイムプログラム

コラボ活〜会えそうで会えなかった私たち〜
会員同士のニーズやノウハウをマッチングさせながら、新たなチャレンジを刺激するような出会いを見つけてみませんか。みなさんの経験や専門性を掛け合わせると、問題解決と新たな実践や研究や事業のアイディアが生まれるかもしれません。次の一歩を見つけ出してみませんか?
(当日12:10までに受付にお申し込みください)

岩田祐佳梨(NPO法人チアアート代表)、田中みわ子(東日本国際大学教授)、笠原広一+東京学芸大学・院生/学生チーム

14:40-15:10
可能性の種まき〜大会全体の振り返り・閉会挨拶〜
森口ゆたか(美術家、近畿大学科教授)

主催:アートミーツケア学会
協力:東京学芸大学 花澤洋太研究室・笠原広一研究室
後援:東京学芸大学(申請中)

参加申し込み方法

Peatix,    WEBフォーム,   メールやFAXから申込む場合は、チラシPDFをご確認のうえ、お申込みください。 

WEBフォーム、メールやFAXからお申込みいただいた方は、参加費及び、弁当代(ご希望の方のみ)をご入金ください。郵便局の郵便振替をご利用ください。振込手数料はご負担願います。振込用紙の受領書をもって領収書にかえさせていただきます。通信欄に「振込内容(内訳)」をご記入ください。
口座記号・番号 : 00920-4-252135 加入者名:アートミーツケア学会

※申し込み者様のお名前でお振込みください。法人名や他のお名前ですとお振込みが確認できない場合があります。

参加費

一般会員 2,000円、一般未会員 4,000円

学生会員 1,000円、学生未会員 2,000円

オプション:お弁当代 1,000円/個

 

申込期限 11月26日(土)

*いったんご入金いただいた参加費・お弁当代は、原則としてご返金いたしかねますのであらかじめご了承ください。

お問い合わせ・お申し込み先

アートミーツケア学会
〒630-8044 奈良市六条西 3-25-4 一般財団法人たんぽぽの家内 Tel:0742-43-7055 Fax:0742-49-5501 E-mail:art-care@popo.or.jp URL https://artmeetscare.org

主催:アートミーツケア学会  協力:東京学芸大学 花澤洋太研究室・笠原広一研究室  後援:東京学芸大学(申請中)

2022年度大会 フリンジ企画/ポスター発表/プレゼンテーション エントリー

アートミーツケア学会2022年度大会の開催にあたり、研究と交流を深めることを目的に、みなさまからの発表(プレゼンテーション/展示(ポスター)発表/フリンジ企画)を募集します。みなさまの積極的な応募をお待ちしております。ふるってご応募ください。

 

■大会日程:2022年11月26日(土)~12月1日(木)の任意の日時 フリンジ企画

2022年12月2日(金)前夜祭、12月3日(土)~4日(日) 総会・大会

 

■会  場:東京学芸大学(〒184-8501 東京都小金井市貫井北町4-1-1)

 

■応募資格: ①アートミーツケア学会会員

②非会員の場合は、会員から推薦を受けたもの

※共同研究の応募も可。

 

■発表形式・テーマ(それぞれ応募時にご選択ください)

A)フリンジ企画

下記のテーマに沿った発表を募集します。形式はトークセッションやワークショップなどご提案ください。

B)プレゼンテーション

下記のテーマに沿ったプレゼンテーション形式での実践報告または研究発表を募集します。

)展示(ポスター)発表

下記のテーマに沿った展示(ポスター)形式での実践報告または研究発表を募集します。

 

<テーマ>

「ケア」と「アート」にひろくかかわるもの――人間の生命、ケアの現場におけるアートの役割についての研究、またアートの力を広く現代社会にいかしていく実践報告など。

 

内容

A)フリンジ企画 

【会  場】:全国各地、もしくはオンライン上の指定された場所

【発表時間】:11月26日(土)~12月1日(木)のうち、お好きな時間帯を設定ください。

【発表方法】:発表内容や想定する来訪者にあわせて、発表者のほうでお好きな発表方法を指定してください。例えば、Zoom、Skype、Google meetなどのオンライン会議システムを用いた双方向通信や、YouTubeなどを通したライブ配信、あるいはどこか会場を指定して対面形式での発表などが考えられます。対面形式の発表の場合は、感染症対策を十分にとって実施するようにしてください。

【進  行】:当日の進行は発表者のほうで責任をもって進行してください。学会は広報のみ行います。

 

B)プレゼンテーション 

【会  場】:東京学芸大学 (詳細は後日発表します)

【発表時間】:12/4(日)9:30-11:30(予定)/各会場同時並行

※1発表あたり30分(発表20分+質疑10分)+ 全体ディスカッション 30分

※発表演題数は9本を予定しています。各会場ごとに最後の30分間でディスカッションを行ないます。

※応募数により詳細は変更の可能性があります。

 

C)展示(ポスター)発表 

【サイズ】:展示サイズ:ポスター発表の場合はA2サイズ1枚を目安にご作成ください。それ以外の展示方法につきましては、事前にご一報ください。

【会  場】: 東京学芸大学(詳細は後日発表します)

【発表時間】:12/4(日)11:40-12:10(予定)

※発表時間中は原則展示場所に待機し、説明などをおこなってください。発表演題数

は8本を予定しています。

【搬入・展示時間】:12/3日(土)受付開始時間~12/4日(日)学会終了時間

※原則、当日持参・各自で展示とします。展示に必要な備品もお持ちください。

難しい場合はご相談ください。

 

備  考

*大会当日時点において、学会誌、紀要等で発表された研究成果は対象外となります。

*フリンジ企画/プレゼンテーション/展示(ポスター)併せての応募も可能です。

*それぞれの時間が多少変更になることがありますので、ご了承ください。

 

■エントリー締切 

2022年10月25日(火)  

下記のとおり〆切を延長いたします。

ポスター・プレゼンテーション:10月30日(日)

フリンジ企画:11月15日(火)

下記の応募フォームにご記入のうえ、エントリーしてください。

https://forms.gle/hLKQs1PLXFcumnen7

フォームへの入力が難しい場合やご不明な点があれば、事務局までお気軽にお問い合わせください。

採択の連絡:学会の趣旨に沿って採択の可否を検討します。

結果の通知は、11月上旬にお知らせします。

 

■応募先/お問い合わせ:アートミーツケア学会事務局

http:/artmeetscare.org/  Email:art-care@popo.or.jp

〒630-8044 奈良市六条西3-25-4 一般財団法人たんぽぽの家 内

TEL:0742-43-7055  FAX:0742-49-5501

2022年度総会・大会日程のご案内

いつも学会活動にご協力いただきありがとうございます。

2022年度の総会・大会は東京学芸大学(〒184-8501 東京都小金井市貫井北町4丁目1−1)
にて12月2日(金)~12月4日(日)にかけて行います。
(12月2日は前夜祭プログラムを予定)

もう間もなく、会員のみなさんによる発表募集についてお知らせいたします。どうぞご予定ください!

アートミーツケア学会2021年度総会・大会

震災から10年。1分、1日、1か月、1年、過ごした時間の集積です。

今回の大会の会場はせんだいメディアテーク。震災後の5月には、映像や写真などさまざまなメディアをアーカイブする取り組みをはじめました。10年がたってようやく語り始めた人もいるといいます。そこにあるのは、その地で生きた/生きている人の声や想い、体験の記憶です。

「ケア」と呼ばれる現場にもまた、さまざまな声があります。はっきりとした主張や困りごともあれば、か細い声や言葉にならない声も。みえにくく聞こえにくいものに心を寄せて、対話をし、すこし近づいたり、知ろうとしたりすること。ここにケアやアートの源泉を見ることができるように思います。

東北の土地や人の佇まいに根付いているもの、あるいはひととき、途切れてしまったもの。自然への畏怖、農と芸能や表現の境。さまざまな声に耳をすまし、これからの言葉をつむぐ時間を共に過ごせたら幸いです。

2021年度の総会・大会には3つのプログラムがあります。

[1] 11月5日(金)- 12月2日(木)
フリンジ企画 / 参加費無料

※企画内容によって事前申込の要・不要など詳細が異なります
→ 詳細を見る

[2] 12月3日(金)
前夜祭 /
参加費無料
※企画内容によって事前申込の要・不要など詳細が異なります

→ 詳細を見る

[3] 12月4日(土)・5日(日)
総会・大会 / 要申込・有料

→ 詳細を見る

チラシはこちらよりご覧いただけます。


各発表の視聴には「ZOOM」を使用します。申込された方に入室に必要なパスワードをお知らせします(11月19日以降)。接続方法がわからないなど、お困りごとがありましたら気軽に事務局までお問合せください。

[当⽇の緊急連絡先]アートミーツケア学会事務局(一般財団法人たんぽぽの家 内)
Tel:080-7304-2993

●情報保障(IPトークのご案内)
要約筆記による情報保障を行っています。下記のURLからアクセスしていただき、パスコードを入力してください。
https://soranoao.com:8008/

パスコード:amc2021

プログラム一覧

11月5日(金)-12月2日(木)

フリンジ企画

12月3日(金)

14:00-15:30上映会①

     16:00-17:30      考えるテーブル:Distance   

     18:00-19:30上映会②

12月4日(土)

13:00-13:20オリエンテーション

13:20-14:30講演「共振する声」

14:40-16:10東北のこれからを考える

16:20-16:50アートミーツケア学会総会

12月5日(日)

10:00-12:00口頭発表

13:30-14:30ポスター発表

14:40-16:30大会全体の振り返り&トーク

お問合せ

申込期限、参加方法、情報保障について

事務局の連絡先


 フリンジ企画 11/5-12/2

会員が企画するトークセッションやワークショップなどを実施します。プログラムによって事前申込の要・不要、参加費の有無など詳細が異なります。配信方法などの詳細は随時このウェブページで最新の情報をお知らせいたします。

フリンジ企画一覧(2021年11月5日時点)

11月21日(日)
12:10-13:10(予定)

[zoomでの配信・要事前申込

 

山のにんじんカレー試食会&トーク

企画者:NPO法人しんせい(福島県郡山市 https://shinsei28.org/

参加費無料・要事前申込(定員20名、先着順)

NPO法人しんせいは、東日本大震災・原発事故の影響を受ける障害のある人を支援するため、2011年3月から活動をしています。もう一度、農業の仕事に就きたいという障害のある人たちの夢をかなえるべく、2019年にひらいたのが「山の農園」。そしてこのたび、丹精こめた野菜に、国産大豆ミートと和牛・豚肉(国産)を加え、油分も控えた身体にやさしい「山のにんじんカレー」を開発しました。この企画では、お申込いただいた方に事前に「山のにんじんカレー」(レトルト)とお米2合をお届け。当日は、ご飯をたいてカレーをかけて、それぞれの場所で一緒にいただきながら、NPO法人しんせい理事長の富永美保さんによるトークをお聞きします。オンラインでの配信ですが、お届けの都合上、日本国内からのみご参加いただけます。ご了承ください。1時間たっぷり楽しみましょう!

▼申し込みフォーム *11/8(月)締切
11月23日(火・祝)
10:15-16:30
[現地開催・要事前申込
ポラリスさんと巡る震災の記憶(山元町ツアー)

企画者:特定非営利活動法人ポラリス(宮城県亘理郡山元町 http://polaris-yamamoto.com/

集合場所と時間:JR常磐線  山下駅ホーム、10時15分集合

参加対象者:被災地でのアート&ケアの取組、障害のある人の働き方、震災からの復興等々、被災地の今に関心のある方なら学会員、非学会員問わずどなたでも

参加費5,000円*・要事前申込(定員7名、先着順)*参加費は当日徴収いたします。昼食代とお土産代は各自で別途ご負担いただきます。

福島県との県境にある宮城県山元町は東日本大震災による大津波によって甚大な被害を受けました。その被害の爪痕を忘れることなく後世に伝える努力をしつつも、新しい町として復興していく様子は、全国的にも注目されています。今回の山元町ツアーは、当地で、地域での就農(地元のいちご農園での就農)、こう・ふくアトリエ(障害のある人の芸術文化を通じた社会参加)、こぐまサロン(生涯学習@防災センター)などに取り組む、ポラリスの田口ひろみさん、引地奈美さん、佐藤路代さんに全面的にご協力いただき、震災の記憶を巡る旅に出かけたいと思います。訪れる先々で、地元の方々から直に聞く震災の話、おいしいものや復興アートも堪能しながら、心の深いところが揺さぶられる旅になることでしょう。

▼申し込みフォーム *11/16(火)締切 11/20(土)まで締切延長しました!
▼詳細な旅程
11月29日(月)
18時より[映像配信・申込不要]
 

お看取り楽

企画者:azumi piano(あづみぴあの)

2018年頃から、関西を訪れる際に【はっぴーの家】で弾いています。【はっぴーの家】とは多世代多文化共生を実践している介護付きシェアハウス。今年10月にはっぴー式のお看取りに遭遇し、私自身、生きて幸福に死ぬということについて深く考えました。お経なしの音楽葬や【記憶を巡るコンサート】の際にお看取りで弾いた経験等、私の活動も含め、今回、全国で広げて欲しいと願う【はっぴー葬】について、代表の首藤さんと共に【はっぴーの家】からお届けしたいと思います!

▼配信

https://twitcasting.tv/c:azumipiano にて配信予定。参加費無料。

▼参照

・はっぴーの家 https://www.facebook.com/rokken.happy.home/

・【azumipiano@はっぴーの家ろっけん】2021年2月NPO法人DANCE BOX企画こんにちは共生MMFより  https://m.youtube.com/watch?v=TttgBgx-ocM&feature

11月30日(火)
12:00-13:15[zoomでの配信/アーカイブ配信も実施・要事前申込]
大学×アーティスト×企業CSRで創るホスピタルアート

企画:田中佳(徳島大学 Tokudai Hospital Art Labo代表)

登壇者:

入澤日彩子(アプリュスセー合同会社)
今村祐介(BNPパリバ)
西村公一(アーティスト)
田中佳(THAL)

本企画では9月に徳島赤十字病院に制作したマスキングテープによるホスピタルアート「ひびきあうハート」について報告を行います。これはもともとマスキングテープを用いて徳島県内の医療機関にホスピタルアートを制作してきた徳島大学THAL(田中)がレベルアップを求めていたところ、美術企画会社アプリュスセーの入澤がマスキングテープアーティストの西村を紹介し、両者のコラボレーションを企画したことに始まります。入澤はこれを実現するために企業CSRとの連携を試み、BNPパリバグループによる支援を取り付けました。これにより大学×アーティスト×企業CSRでホスピタルアートを制作するという新しい枠組みが構築されました。緊急事態宣言が長引いたため、現場への作品設置に至るまで互いにリアルに接することなく、オンラインをフル活用したプロジェクトとなりましたが、本企画ではそれぞれの立場で得た手応えと課題を総括するとともに、今後のホスピタルアートにこの新たな枠組みを活用していく可能性を探りたいと考えております。

▼参加申込

アートミーツケア学会の会員以外の方もご参加いただけます。参加費無料。
11/23(火・祝)までに以下のリンク先よりお申し込みください。
※アーカイブ視聴ご希望の場合も申込が必要です。
https://forms.gle/5Nx1cUUhTjPtrSki7

▼お問合せ先

田中 佳
kei.tanaka@tokushima-u.ac.jp
https://www.facebook.com/tokudaithal/

12月1日(水)

公開

「かべをトビコエル!」

奥村奈央子(TOKYO SOCIAL DESIGN / NAOKO)
加藤未礼(TOKYO SOCIAL DESIGN / おおきな木)
山本宏一(法務省矯正局少年矯正課)

神奈川医療少年院跡地でのアートの報告から、心理的な壁と、物質的な壁、少年院の未来像などについて話します。大会期間中、せんだいメディアテーク 1F オープンスクエアにて展示される<少年たちの版画展>(盛岡少年院で取り組んでいる多色刷版画のカレンダー展示)もあわせてぜひご覧ください。

▼トークを収録した動画をこちらからご覧いただけます!

https://youtu.be/T0dTS-ik72c

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