投稿者「アートミーツ ケア学会」のアーカイブ

オンラインジャーナル第13号 投稿募集のご案内

オンラインジャーナル第13号は2022年3月末発行予定です。

つきましては、みなさまからの論文、実践報告、研究ノートの投稿を募集いたします。

テーマ:アートとケアの関わりに対し、社会的な問題意識と自由な発想にもとづくもの。

投稿の締切 :2021年8月20日(金)

◎ 日頃の実践をまずは言葉にしてみたい方、ぜひ実践報告や研究ノートからチャレンジして

ください。

内容を応用して論文にステップアップしていくことも可能ですので、多くのみなさまからの

ご応募をお待ちしております!

第13号募集要項(pdfファイル)、第13号申込用紙(wordファイル)をダウンロードし、
ご確認のうえ投稿をお願いいたします。

※投稿区分によって、審査方式が異なります。募集要項をよくお読みください。

投稿案内
※よくお読みのうえご投稿ください。

★何かご不明な点がありましたら、事務局までお気軽にお問い合わせください。

オンラインジャーナル第12号

[表紙]

[実践報告]ホスピタルアートの普及を目指して-徳島の医療・福祉施設におけるマスキングテープアートの広がり

著者:田中佳、 永廣信治

[実践報告]アートによるトラウマインフォームドケアの試み-トラウマが与える影響を可視化する-

著者:田口奈緒

[実践報告]パーキンソン病患者のダンス活動に関するエピソード記述による分析

著者:古賀弥生

[研究ノート]アートの表現/研究/実践と社会との再接点づくりの試み-コロナ禍におけるオンライン授業実践からのアートグラフィックな探求-

著者:笠原広一、細野泰久、古徳景子

 

 

アートミーツケア学会 2020年度 総会・大会

新型コロナウィルスは、これまであたりまえだった「人と人との関わり方」を一変させました。多くの方が「新しい日常」の中で大変ご苦労をされていることと存じます。しかし、そうした中にも、さまざまな発見や気づきがあったのではないでしょうか。例えば、「コロナで仕方なく始めたが、結果的にこれまでにできなかった〇〇ができるようになった」とか、「コロナに遭遇して、改めてこれまでやっていた〇〇の大切さを実感した」ということです。今回の学会では、コロナに出会った際のこうした発見や気づきを共有することで、「アートミーツケア」の意義や可能性について改めて考えることができたらと思っています。


2020年度の総会・大会には3つのプログラムがあります。

※参加申込は終了いたしました。
当日参加をご希望の場合は事務局までメールにてお申込みください。

[1] 11月7日(土)- 11月19日(木)
フリンジ企画 / 参加費無料

※企画内容によって事前申込の要・不要など詳細が異なります
→ 詳細を見る

[2] 11月20日(金)
オンラインエクスカーション / 要申込・視聴無料

→ 詳細を見る

[3] 11月21日(土)・22日(日)
総会・大会 / 要申込・有料

→ 詳細を見る

総会・大会チラシは、こちら よりご覧いただけます。


各発表の視聴には「ZOOM」を使用します。申込された方に入室に必要なパスワードをお知らせします(11月6日以降)。接続方法がわからないなど、お困りごとがありましたら気軽に事務局までお問合せください。

プログラム一覧


 フリンジ企画 11/7-11/19

会員が企画するトークセッションやワークショップなどを実施します。プログラムによって事前申込の要・不要など詳細が異なります。参加費はすべて無料です。配信方法などの詳細は随時このウェブページで最新の情報をお知らせいたします。

企画を募集は終了いたしました。ご応募いただきありがとうございます。

フリンジ企画一覧(2020年11月7日時点)

11月7日(土)
14:00-16:00

[zoomでの配信・要事前申込

 

 ぽえとりふれくてぃんぐ
~詩的にリフレクティング~

塩澤宗徳(まったりやさん)
与那覇伸夫(まったりやさん)
大越扶美子(まったりやさん)

オープンダイアローグで注目されているリフレクティングの手法・思想に、詩の趣を取り入れながら対話を行うワークショップを行います。詩をつくるとなるとハードルが高いイメージがあるかもしれませんが、一度、「意味」を手放して、ひととの対話の中から後で「意味」が立ち上がっていくということに身を委ねると、すこし楽に表現が始められるかもしれません。リフレクティングを提唱したトムアンデルセンは、「まず表現が先にあり対話することで意味が立ち上がっていく」と伝えられていました。短い言葉で表現される詩はそれゆえ隙間があり、そのわからなさがあるからこそ対話のスペースがあり、はっと驚く想像を生みだしていく可能性があります。
知的なアセスメントの世界観とは異なる、詩的なイメージの中から意味を共につくりだしていくプロセスを、リフレクティングでの対話を通して楽しんでいけたらと思います。

▼申込、企画詳細は下記より
こくちーず
https://www.kokuchpro.com/event/17315b68b1e5f3960ba266b027422f34/

フェイスブック
https://m.facebook.com/events/3584074978360186?ref=bookmarks&_rdr

11月の任意の日

 

あなたとわたしのせかいのおと

AZUMI PIANO(ピアニスト)

①11月の某日、あなたの今いる場所の音を録って10秒〜20秒送ってください。静かな場所でも構いません。今そこにあなたがいて、何かの音に耳を 澄ます時、もしくはあなた自身に耳を澄ます時、地球上の何処かでまた、誰かが耳を澄ましている。あなたもわたしも何処かでひっそり耳を澄ましている。そんなあなたの音に、後で誰かがまた耳を澄ますかもしれない。
そして、あなたのいる場所を想う かもしれない。
②数日経ったある日に、参加者はあの日の音を取り出しタイトルをつけてください。その時を思い出して教えてください。場所、匂い、風景等何でも構いません。
③あなたとわたしの音を参加者に後日シェアします。そのときどんな風景が見えるで しょうか?

▼Facebook イベントページ
『あなたとわたしのせかいのおと』
https://m.facebook.com/events/802501173903502

音の宛先は✉︎azumi.piano@icloud.com
件名「おと」
質問等もメールでお答えします!

11月8日(日)
13:00-15:00[zoomでの配信・要事前申込]]
 

コロナ禍で実践される病院のアート・プロジェクト

岩田祐佳梨(特定非営利活動法人チア・アート、筑波メディカルセンター病院)
室野愛子(社会医療法人同仁会 耳原総合病院)
奥村伸二(社会医療法人同仁会 耳原総合病院)
佐藤恵美(筑波大学附属病院)
原晃(筑波大学附属病院)
軸屋智昭(公益財団法人筑波メディカルセンター病院)

新型コロナウィルス感染症の拡大により、院内感染のリスクへの警戒や緊張感が高まり、病院の徹底された感染防止策が求められることで、家族による面会、ボランティアの活動、アーティストや学生によるアート活動が制限されています。こうしたなかで、アート・ディレクターやアート・コーディネーターが配置されている病院では、継続的に活動を実施できているだけでなく、コロナ禍であるからこそ患者さん、家族、スタッフに必要とされる環境づくりや企画を実践しています。
本トークイベントでは、コロナ禍の病院において、どのようなアート・プロジェクトがどのようなプロセスで実践されているのかをアート・ディレクター等の視点から伝えます。そして、各病院の病院長を交えたディスカッションを行い、新型コロナウィルス感染症と向き合う病院において、アート・プロジェクトがどのような意義を持つのかを、病院経営者の視点を踏まえて、議論していきたいと思います。

▼申込、企画詳細は下記より ※申込は11月7日(土)18:00まで

https://peatix.com/event/1659619/view?k=1bb45fb4008e197b790409c8b6590c52aa09e75b

11月11日(水)
19:00-21:00[zoomでの配信・要事前申込]
初めてのオンライン・ワークショップ:高齢者に向けて

並河恵美子(特定非営利活動法人芸術資源開発機構 ARDA)
近田明奈(特定非営利活動法人芸術資源開発機構 ARDA)
工藤ひろ子(特定非営利活動法人芸術資源開発機構 ARDA)
加藤直子(Katデザイン)
蓮川紀代子(グラフィックデザイナー)
堀部紀子(特定非営利活動法人芸術資源開発機構 ARDA)
大井妙子(桃三ふれあいの家)
新井英夫(体奏家)                                   板坂記代子(てきとう手しごと工房)

〜遠隔から体奏家・新井英夫さんと身体をほぐす〜                    「アートを動きだすチカラへ」を掲げて、20余年にわたり高齢者へのアートデリバリーを行なってきたARDAは、アーティストとの相互交感のなかで、高齢者が自分らしく創造的で伸びやかな生き生きとした時間を体験することを目指しています。コロナ禍の今、アーティストと高齢者施設との共同により、施設でのオンラインによるアートワークショップを企画しました。杉並区のデイサービス施設「桃三ふれあいの家」を舞台に、新井英夫(体奏家)と板坂記代子(てきとう手しごと工房)のユーモア溢れるワークショップの様子をオンラインでご覧いただきます。また、全てが初めてのこと、試行錯誤を重ねながらの行程についてもお話します。ZOOMによる開催です。

▼申込は下記までメールをお送りください。参加申し込みの方へは後日ZOOMのリンクをお知らせします。

artsdelivery@arda.jp

▼ARDAウェブサイト

http://www.arda.jp

助成:文化庁「文化芸術活動の継続支援事業」

11月14日(土)
14:00-16:00[zoomでの配信・要事前申込]
マスキングテープ・ミーツ・ホスピタル
―医療機関でマスキングテープを活用する―

田中佳(THAL (Tokudai Hospital Art Labo)、徳島大学総合科学部准教授)
羽鳥晃司(カモ井加工紙株式会社)
小中大地(筑波大学大学院)
永廣信治(医療法人修誠会吉野川病院)

近年、子どもや女性を中心にさまざまな色柄のマスキングテープが人気を博しています。実はこのマスキングテープには、ホスピタルアートに非常に適したさまざまなメリットがあります。そのメリットを生かした試みが近年少しずつ見られるようになってきています。本企画では、企画者らが継続的に行ってきたマスキングテープを用いたホスピタルアートの取り組みを紹介するだけでなく、マスキングテープの製造会社から製品としての特長を詳しく解説してもらいます。さらに、マスキングテープをリハビリに用いることを検討している医療機関から、予備的な実験結果を紹介してもらうと共に、マスキングテープを用いる手作業が身体機能向上に役立つ可能性について医学的な見解を提供してもらいます。このように医療機関におけるマスキングテープの利用について複数の側面から検討することで、今後のさらなる活用法や効果を考えるひとつの機会としたいと考えています。

▼下記申込フォームより要事前申込(2020年11月12日(木)17:00締切)          申込完了した方に、zoomのリンクをお知らせします。

https://forms.gle/YZZQGJ61o1PURjNh9

11月14日(土)
14:00-16:00[zoomでの配信・要事前申込]
きく音、えがく音

名嘉眞静香(東京学芸大学教育学部中等教育教員養成課程音楽専攻)
高橋美花

11月14日14:00から16:00までZoomによるオンラインワークショップを行います。私た
ちは普段、さまざまな音を聞いています。人が歩く音、服がこすれる音、電車が出発
する音、水が流れる音、植物が揺れる音…。このワークショップではそれらの「音」
に着目し、身の回りの空間や音に耳を傾け、「描く」ことを試みます。人によって異
なる表現を介し他者と対話することで、それまで出会うことのなかった「聴く」こと
への気づきを得られるのではないでしょうか。ご参加の際には無地の白い紙と筆記用具(鉛筆、色鉛筆、クレヨン等)をご用意ください。

▼参加申込はメールにて。ワークショップ開始直前まで受付ます!
b162414x@st.u-gakugei.ac.jp

 

11月15日(日)
10:00-12:00

[zoomでの配信・要事前申込]

子育て女性応援プロジェクト Blow your worries~後ろめたさを吹き飛ばせ~

柊伸江(株式会社ダブディビ・デザイン 代表取締役)
塩﨑麻里子(近畿大学総合社会学部心理専攻准教授)

子育てと仕事の間で揺れ動く心の葛藤やストレスや不安、それらの “壁” をどう乗り越えればよいのか思い悩んだ経験を持つ方は多いと思います。子育て女性が後ろめたさを感じず自分らしくいられるようなサポートがしたいと思い、このプロジェクトを立ち上げました。子育て女性のレジリエンス(精神的回復力、復元力)を高め、不安や悩みがこじれる前に出来る小さなセーフティネットの一つとして何か出来ればと考えています。今回のオンライントークイベントはその第一弾。子育て中や子育て経験のある方々をオンラインでつなぎ、ぞれぞれの体験談からどのように壁を乗り越えたかのアイディアを持ち寄ります。また、おかあさんのレジリエンス値を高める方法を学び、今後のヒントにしていただきます。
おとうさんや未婚の方、学生さんなど、どなたでも大歓迎です!

▼申込、企画詳細は下記より

https://dabudivi.com/blog/2484/

・Facebook イベントページ

https://bit.ly/350YFjY

11月18日(水)18:00-20:00

[zoomでの配信・要事前申込 先着4名まで]

オンライン絵本ワークショップ:「新しい日常」のモヤモヤをつかまえて受けとめる

寺島知春(東京学芸大学個人研究員、絵本研究家/ライター)

「なんだか毎日モヤモヤする。これってコロナ禍だから……?」。そんな思いを抱える
大人に体験してもらいたい、絵本のオンラインワークショップです。「新しい日常」
を暮らす私たちには、これまでにない鬱憤や小さなストレスが積もっているかもしれ
ません。絵本『ピンクのれいぞうこ』の力を借りながら、モヤモヤの姿を一緒につか
まえ、咀嚼してみませんか。

形式:zoomによるオンラインワークショップ
定員:先着4名まで
申し込み先:m172112x@st.u-gakugei.ac.jp (寺島知春メールアドレス)

メールによる事前申し込み制とし、先着4名に達した時点で締め切ります。参加者に
は、お申し込み後に参加方法などを返信します。なお、本企画では事前と事後のアン
ケート、当日の開催状況の録画や記録を行い、後日の研究に活用する可能性がありま
す。ご了承いただける場合にお申し込みください。

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